2008.12.24
娘夫婦の結婚式は、ヤンゴン大学の敷地内にあるJUDSON教会で挙式でした。ANNO DOMINI1932と書いてあるので、1932年に作られて教会なのかも知れません。
婿殿は、家族ともキリスト教徒なので教会で挙式となった様です。ミャンマーは85%の人が仏教徒と言われていた、キリスト教徒は4%程度らしいです。
挙式のスタイルは、日本の教会で行う挙式と殆ど変わらないですね。神父さんが居て何かを読み上げて、一生共にしますかとの話し。ミャンマー語だったので全く分かりませんでしたが、婿殿の妹が少し通訳してくれましたので。
左は、婿殿の両親。着ている衣装はビルマ族の礼装です。
式の後の披露宴は、ヤンゴン市内のインヤー湖畔に作られたセインランソーピェー公園のレストランの庭園で行われました。野外の披露宴というのは始めての経験です。日本では天候の事があるので、先ず無いと思いますが、ヤンゴンは乾期なので雨が降る可能性は殆ど無いからなのでしょう。
新郎新婦が登場するまでは、プロの歌手が次から次へと歌っていました。プロと言ってもミャンマーの人気ベストテンに入る歌手が10人も。これには驚きましたね。それにバックバンドのギタリストの巧い事。これにも驚き。ミャンマーの若者音楽は結構進んでいますよ。
先頭を若い綺麗な女性が花を撒きながら、バージンロードの新郎新婦を誘導して歩いて来るのです。
トーチをくぐり抜けて記念写真。
これは、ビルマ族の民族婚礼衣装との事。
その後、正面に座って、司会者の挨拶と神父の挨拶が行われました。通訳してもらうと、民族、思想、国が違っても仲良くこれから一生暮らす様にという様な事を随分と長く説話してくれていた様です。
私の息子夫婦と記念写真。新郎新婦の衣装は、カチン族の民族婚礼衣装との事。婿殿の父親はビルマ族出身だが、母親は、カチン族出身の為、この様に2種類の婚礼衣装を着たとの事でした。日本でいう、お色直しですね。
しかし、以前記事にしましたが、民族村で我が家の奥様が気に入った衣装がこのカチン族の衣装だった訳で、この衣装で出てきた時には本当にビックリしましたね~。
女の子達との記念写真。日本でも見られる風景ですよね。
ただ、普通のミャンマーの結婚式は、招待状を出すが誰が来るのかは全く把握しないのだそうです。招待された人の友人なども来るそうです。その人達に料理を振る舞うのがしきたりとか。
時間も決まっている訳でなく、遅く来る人も居れば、早く帰る人もいます。だから結構出入りします。
それでも、今回の披露宴は極限られた人達だけを呼んだとの事でしたが。
料理は中華料理で美味しかったですよ。何故中華なのかと聞くと、ミャンマー料理をだしても誰も喜ばないからだと言っておりました。日本人がたまにはフランス料理が食べたいみたい事でしょう。
この人は、May Sabel Myoという人気女性歌手との事。どの程度人気なのか聞いてみた所、日本にも留学していた妹が、倖田來未と同じ位の人気歌手との事でした。
道路を走っていると、あの看板の左の女性が歌っていた人ですと婿殿が教えてくれました。
インターネットで調べると、確かにこの女性が出てきますが、どれだけ人気なのかは判りませんでしたけどね。
左が彼女のCDジャケットで、買ってきましたよ。
右がやはり、披露宴で唱ってくれた歌手で、今でも中年には一番人気の歌手との事。名前は読めませんが。